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今更ながら easy rider を観た

イージーライダー、観ました。

と、その前に、「easy rider」ってどういう意味?って思ったので、アメリカ人とイギリス人の友人に聞いてみました。

イギリス人の友人いわく「あまりいい意味ではないよ。アメリカの汚い言葉。」
とのこと。
含みを持たされたので、アメリカ人の友人に聞いたら
「すぐやらせてくれる女のこと。」
だって^^;
映画の「イージー・ライダー」はどの辺が「すぐやらせてくれる女なの?」って聞いたら、
「ああ、あれはニートとかヒッピーみたいな、働かずにブラブラしてたり、バイク乗りまわしたり、そういう人もeasy riderって言うよ。でも、普通にeasy riderっていえば、すぐやれる女だよ」
とのこと・・・(※1)。

この映画は二人のヒッピーがバイクに乗ってアメリカを放浪する話。まさにeasy riderが主人公の話。

さて、本題に戻って

映画「イージー・ライダー」、伝説的であるといわれる、1969年のアメリカ映画です。

ベトナム戦争、ヒッピー、マリファナ、バイク、バンダナ、コミューン、詩、自由、反体制、酒、などなど
当時を象徴するような記号はたくさん出てきます。

ただ、たとえば田中康夫の「なんとなく、クリスタル」で世相を反映する記号を意識的に並べ立てているけど、そこで用いられた表現方法が特にその後の文壇に影響を残さなかったのとは違って、この映画の表現方法はハリウッドをはじめとする映画の世界に深い影響、というか心の傷を残したのではないでしょうか。

確かに昔の映画ですが、非常に「新しい」です。

「さようならギャングたち」に感じるのと同じような意味での新しさを感じます。

映画の感想なのに小説のタイトルをいくつか出したのは、この映画、最初から最後まで、そして観終わった後の感覚まで何もかもがどことなく「小説っぽい」のです。

なんででしょうか、この感覚を言葉にするのは難しいのですが、もしかしたら「小説っぽい」というより、非エンタテイメントという意味で「純文学っぽい」のかもしれないです。

エンタテイメント性を重視するのであれば、話の展開、前後関係、脈絡、ラストへの収斂など、観る人間を不断に魅了し、リアルタイムの感動を与えないといけませんが、この映画では、ヒッピーのコミューンを訪問したり麻薬の取引をやったり野宿の間にリンチされたりというエピソードそれぞれに話の展開という観点でのつじつまはありません。

それらのエピソードを結びつけるものは「テーマ(=(この作品では)自由)」です。

そのため、非エンタテイメントな、純文学のような印象を受けたのかもしれません。

そういう意味で、小説が好きな人は楽しめると思います。

あと、当時の時代を感じたい人も。

BGMは当時の有名な歌、現代でもよく耳にする有名なロックがいろいろと流れるので、そういう点でも楽しめますよ。

イージー★ライダー [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2006-12-20)
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おすすめ度の平均: 4.0
5 アメリカの自由とは何か
5 1969年のアメリカのスチール写真
5 犬死であること
5 最強
5 ヒッピー文化



※1.easy riderの意味について、も少し詳しく。

ALCのページで調べてみたら、以下の通り。
アメリカ人の友人が言った通りの内容でした。

■easy rider
 〈米俗〉性的満足感を与えてくれる人
 〈米俗〉気ままなにオートバイを走らせる人
 〈米俗〉ギター(guitar)
 〈米俗〉〔仕事をせずに〕のんびり生きている人
 〈米俗〉簡単に落とせそうな女

■Easy Rider
【映画】
 イージー・ライダー◆米1969《監督》デニス・ホッパー
 《出演》ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン
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映画 「007 CASINO ROYALE」

ダニエル・クレイグ演じる007の一作目。

先に続編である「007 慰めの報酬」を見てしまったので、
多少ネタばれ感を感じつつも、
派手なアクションと娯楽性の高いストーリーで非常に安定感のある作品でした。

それにしてもダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドは冷徹さがにじみ出てて、ちょっとあれですな。

ピアース・ブロスナンのおちゃらけ路線とは大きく違うので最近のファンは好みが分かれそうですが。


次回作への布石ということもあり、
一通り山を越えた後も展開が続くところが新鮮であったが、少々冗長か。

続き物の2作を公開した今、真価が問われるのは3作目でしょうかね。

今後に期待


007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
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5 是非DVDでタイトル曲を!
5 “任務を着実に遂行していくプロの生き様が見れます”
5 見応えあり!
5 ダニエル・クレイグ!
4 永遠のボンド

映画 「レスラー」

壮絶な映画です。

かつて全米No1レスラーとして活躍した男のその後の人生を追っていく中で展開していくストーリー
その中で、肉体の衰え、不安定な収入、当時の栄光と対峙しながら日々を生き抜いていかなければいけない中年レスラーの哀愁をミッキー・ロークが完璧に演じきっている。

心臓発作をきっかけに苦悩しながらの模索の中で一度は引退を決意し、スーパーの従業員として定職を得るも、不器用な男はリングの中でしか生きられないことを悟る。
病気より苦痛なのは外の現実だと言い放ち、再起をかける大試合へ挑むことから哀愁は吹っ飛び、凛とした空気に変わる。
クライマックスの大試合で、ファンが必要とする限りレスラーであり続けると強く宣言し、興奮は絶頂へ向かっていくのである。

何事も無常である。頂点に立ち続けることはありえない。
この映画は一度その人生において頂点を味わった者の本質を見事に表現している。

「映画の良さ」を実感できる心動かされる良作です。

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映画 「アマルフィ」

織田裕二扮するスーパー外交官黒田が警察を出し抜いて大暴れする映画。

フジテレビ開局50周年ということで事前PR含め随分気合が入った映画である。

ストーリーは邦人旅行者の誘拐事件を追っていくうちに、
その裏に潜むテロの真相が明らかになっていくという展開で先が気になるつくりです。

ただ、セキュリティ会社に侵入するために誘拐事件を利用するというのはちょっとつらいのでは。
テレビ局主導の最近の売れる邦画は芸術性や物語の完全性より娯楽性を追求する傾向らしいですので、
本作もそんなところでしょうか。
悲しいですが時代の流れなんですね。

あと、サラ・ブライトマンを推し過ぎでないか。
主題歌だけでいいんでない?
お金使いたかったのかな?
色々邪推しちゃいますねー

この映画がヒットすればサラ・ブライトマンのCD売り上げも伸びるだろうから、おいしい話ではあるけど。

ただ、二転三転していくなかで、この先どうなるのか、という興味を掻きたれられ、
世界観にはぐっと引き込まれていくので人を選ばず楽しめる映画といえるでしょう。
力み過ぎが気になるけど・・・



アマルフィ 女神の報酬 コンプリート・エディション DVD3枚組 (初回生産限定)
ポニーキャニオン (2010-01-01)
売り上げランキング: 245
おすすめ度の平均: 4.0
5 とても素敵でした
4 音楽が聞き入ってしまいます
5 凄くないですか、この映画?!!
5 ここまでハマルとは
5 見ていて飽きない映画です。



映画 「未来の食卓」

渋谷UPLINKで上映している食の安全に関する映画。

冒頭のユネスコの報告
「次の世代は、今の世代より健康的に劣る世代となる」
この事実が持つ意味は大きい。

子供は発育過程で環境からの悪影響を直に受けますよね。
しかも環境条件は年々悪くなってるし。
ということで、フランスの田舎村の給食をオーガニックにすることをおったのが本ドキュメンタリー映画。
給食を起点に、調理師、食物生産者、学校に行く子供をもつ家庭と意識変革を波及させていく様ま見事でした。
どこから波を起こすかはかなり重要だと思いますが、長期的な視野、味に対する感性から子供というのは合理的です。

ただ、これはフランスの田舎で成功したことで、他の国や都市部で同様のことができるかというと、
それは難しいかもしれません。

食の安全が叫ばれて久しいですが、環境やエコと言う前に、
食は人生を豊かにするために欠かせないものという認識は多くの人が認めるところでしょう。
何を食べるかということは、どう生きるかということと密接なだけに、個人的な問題です。
将来のため、次の世代のためということを持ち出すまでもなく、皆に利害があるのではないでしょうか。





映画『未来の食卓』

本 「いちばん大事なこと」 養老孟司

養老孟司の環境論

環境の専門家ではないが、本書は鋭い指摘で満ち溢れている。

氏曰く、環境問題は最大の政治問題。
長期的な環境を論じることは、景気や戦争よりも、誰にでも利害があるという点で重要だ。
ただ、長期的に捉えることができればの話だが。

よく「人間」対「環境」という構図をあてはめることがある。
人間とは、人間が暮らす社会を含めた人間の系。
環境とは、人間社会の外にある手つかずの自然。

一方、この本の中での対立軸は「都市」対「自然」
都市とは、人間の意識がつくり出したもの。
自然とは、人間の意識がつくらないもの。
人間の体は、自然がつくっている。
現在の都市化された人間にはその意識はどうしても薄い。

自然は思いどおりにいかないものだ。
現に自分の死すら把握することはできない。
子供も思いどおりには育たない。

現代の、”ああすればこうなる”という思考は
人体を含む自然には通用しないのだろう。
自然は多くの要素が複雑に絡み合うシステム
世の中には様々なモデルがある。
様々な現象を抽象化し、法則とする。
ただ、前提条件が非現実的であったり、制約が多かったりでモデリング精度は微妙である。

「起こったこと」が重要であり、「何も起こらなかったこと」は重要とはされない。
近代の歴史は起こったことのみで紡がれている。
何も起こらないために、日々多くの努力がされていることは忘れられがちではないだろうか。
予防はなかなか評価されない。
人はなかなか予防に対価は払えない。
経済効果の測り方はどうしても積極的な変化に対してである。

環境問題も予防と同じだ。

都市化が進み、自然に対する感覚が鈍感になってしまっている。
再び鋭敏になるためには自然と接することだ。

本書の最後では環境問題の解決策として、
都市と自然を行き来する参勤交代を義務付ける以外に手段はないと断言している。

生半可な意識や行動では変わらないということだろう。

かなり失われてしまったであろうが、それでもまだ残っている日本人の財産である自然観。
日本が世界で尊敬される国になるための重要なキーワードなのかもしれない。




いちばん大事なこと―養老教授の環境論 (集英社新書)
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おすすめ度の平均: 4.0
4 夢中で読みました
4 システムとしての自然
5 環境のシステム論
3 前提が良くわからない
5 子供におすすめ

ドラマ 「ハゲタカ」

誰かが言った。

人生の悲劇は二つしかない。

一つは、金の無い悲劇。

そして、もう一つは、金のある悲劇。

世の中は金だ。金が悲劇を生む。



誰が言ったんでしょうね。この言葉。
この言葉で幕を開けるドラマ版ハゲタカ。

企業買収の裏側を克明に記した骨太ドラマはNHKならではの成せる技ですかね。
TOB、ゴールデンパラシュート、ホワイトナイト、プロキシーファイト。
当時のニュースに多数顔を出し、世間を騒がせたこれらの言葉を軸に、
現実に起こったことをドラマ性を取り入れてなぞっているが、次々と展開していくストーリーは緊迫感満点。

当時の日本、現実の世界で起こったことは皆さんご存じのとおり。事実は小説より奇なり である。

現実社会で起こっていたことはニュースから察するだけでもエキサイティングであった。
作り話とはいえ、その裏側の一解釈を提示している本作品は非常に貴重ではないでしょうか。


「腐ったこの国を買い叩く」

「一緒に日本を買い占めましょう。まだまだ甘ちゃんの、この国を」

「お金を稼ぐことは悪いことですか?」

「誇りでメシが食えますか?」

主人公であるハゲタカこと鷲津政彦の言葉は強烈な印象を与えるが、どこかで聞いたような気が・・・
そう、某買収ファンド代表がその類のことを言って世間というかマスコミを賑わせてましたね。

今改めて鑑賞し、
あの時起こっていたことはなんだったのか、
その後世の中がどう変わっていったのか、
再考するのもよいのではないでしょうか。



ハゲタカ DVD-BOX
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おすすめ度の平均: 5.0
5 今更ですが、、、
4 TVは見ていなかったので。
5 投資額以上の価値あり
4 原作を読んでいても面白いドラマ版
5 ハゲタカにはまりました


映画 「ハゲタカ」

企業買収の裏側を深くえぐった小説「ハゲタカ」シリーズの映画版。

このハゲタカシリーズの舞台はバブル崩壊後の景気悪化に苦しむ日本経済。
外資系買収ファンドが日本企業を買い叩いていった状況を、架空の設定で表現しているのだが、
現実の世界での企業が容易に推察できるリアルさももっている。


設定もさることながら、取引の駆け引き、状況の変化、複雑に絡みあう利害関係者の心情を詳細に描くことで企業買収の最前線の熱気と緊迫感が伝わってきます。

イメージが先行して、わかりやすい善悪二元論と考えられがちだが、複雑な人間の心情描写こそがこの作品の醍醐味と言えるのではないでしょうか。


さて、前置きがながくなりましたが、
この映画版はドラマ版の数年後。


かつて外資系買収ファンドの日本拠点代表として日本企業を次々と買収した伝説のハゲタカこと鷲津政彦。

対するは中国の政府系ファンドから送り込まれた日本育ちの中国人、赤いハゲタカこと劉一華。

この二者が日本の老舗自動車メーカーを巡り、買収合戦を繰り広げる本作品の見所は、ストーリーが進むにつれて二人の過去が徐々に明らかになっていくその描写過程。

気づいたらぐいぐい引き込まれていた。

特に劉一華の金に対する姿勢、震えますよね。

【ネタばれ】

企業買収の裏側を深くえぐった小説「ハゲタカ」シリーズの映画版。

このハゲタカシリーズの舞台はバブル崩壊後の景気悪化に苦しむ日本経済。
外資系買収ファンドが日本企業を買い叩いていった状況を、架空の設定で表現しているのだが、
現実の世界での企業が容易に推察できるリアルさももっている。


設定もさることながら、取引の駆け引き、状況の変化、複雑に絡みあう利害関係者の心情を詳細に描くことで企業買収の最前線の熱気と緊迫感が伝わってきます。

イメージが先行して、わかりやすい善悪二元論と考えられがちだが、複雑な人間の心情描写こそがこの作品の醍醐味と言えるのではないでしょうか。


さて、前置きがながくなりましたが、
この映画版はドラマ版の数年後。


かつて外資系買収ファンドの日本拠点代表として日本企業を次々と買収した伝説のハゲタカこと鷲津政彦。

対するは中国の政府系ファンドから送り込まれた日本育ちの中国人、赤いハゲタカこと劉一華。

この二者が日本の老舗自動車メーカーを巡り、買収合戦を繰り広げる本作品の見所は、ストーリーが進むにつれて二人の過去が徐々に明らかになっていくその描写過程。

気づいたらぐいぐい引き込まれていた。

特に劉一華の金に対する姿勢、震えますよね。



映画 ハゲタカ(2枚組) [DVD]
東宝 (2010-01-15)
売り上げランキング: 269
おすすめ度の平均: 5.0
5 祝本格的資本主義描写映画到来
4 難しい・・・・
5 何度も観ます!!
5 今年の代表作!
5 期待以上の面白さ

プロフィール

れべべん

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